最新の熱帯魚の水質と水替え(ミネラル GH・KH・PH・NO3について)    

 

熱帯魚を構成する物質

 

魚体は、体重の95%を酸素・炭素・水素・窒素で残りの5%が必須ミネラルで構成されています。

必須ミネラルは体内で作り出す事が出来ない為、対外から摂取するしかない栄養素です。

 

 必須ミネラル

 

熱帯魚は、エラなどから必須ミネラルを吸収している為、飼育水中に欠かせない成分です。

 

必須ミネラルは100種類以上ありますが、主要ミネラルは[カルシウム]、[マグネシウム]、[リン]、[ナトリウム]、[カリウム]、[塩素]です。

微量ミネラルは[]、[]、[クロム]、[マンガン]、[モリブデン]、[亜鉛]、[ヨウ素]、[フッ素]が該当し、熱帯魚の体色(ディスカスの場合は赤とブルー)や生命活力には、[コバルト]、[リチュウム]、[臭素]、[すず]、[硫黄]、[ストロンチュウム]、[アルミニュウム]等合わせて70種類ほどが必要です。

 

 ミネラル過剰症

 

特定のミネラルのみを多く与えると他のミネラルとのバランスを乱し、かえって健康を損なってしまう事も知られています。

例えば、水槽内に塩、サンゴ砂、牡蠣殻、麦飯石、等を常時使用している場合が該当し、その状態をミネラル過剰症と呼びます。

 

 ミネラル欠乏症

 

多孔質高密度ろ材、麦飯石、活性炭等ろ材は吸着性が強く必須ミネラルだけでなく、微量ミネラルまで吸着してしまいます。

また、上記のろ材は嫌気性になり、病原菌を培養してしまうので、使用しない方が得策です。

 

飼育水中の必須ミネラルが不足すると、ディスカスの場合は喧嘩っ早くなったり、怯えたり、えさ喰いも悪く、拒食症など様々な病気を発症しやすくなります。

必須ミネラルが十分な飼育下では、テトラ類で4年、ディスカスで7~10年、アロワナで30年以上の寿命があります。

 

 理想的な必須ミネラル

 

飼育水中のミネラル量の測定は、総ミネラル(GH)、その中の炭酸塩高度(KH)を測定して下さい。

ディスカス等、殆どの熱帯魚の場合、GHは6~10値、KHは3~5値が理想的な必須ミネラル量の飼育水です。

上記値を示している時の水素イオン濃度(PH)の値は、7.8~9値になります。

 

 飼育水を水替えする理由

 

PHが7.8値以下の場合は、水の汚れである酸性物質の硝酸塩濃度(NO3)値が高いはずです。

生物のフン、えさの食べ残し等で、アンモニア(NH3)やアンモニウムイオン(NH4)が発生し、アンモニアはバクテリアにより硝化され、亜硝酸塩(NO2)になり、最終的にNO3が発生します。

NO3値が50mg/l以上になると、魚にとって非常に有害になります。

当社の調査では、飼育者の8割以上の方が、50mg/lを超えた水質で飼育されている様で、50mg/lを超えると、90%以上の水替えが必要になります。

飼育水のNO3値は0~25mg/l以内が理想です。

正確な測定には、セラのGHテスト、KHテスト、NO3テストをお勧めします。

 

理想的な飼育水

 

飼育水を理想的なミネラル量にするには、当社のミネラルポーションをご使用ください。

ミネラルポーションには70種類以上の必須ミネラルが含まれており、規定量を添加することで、簡単に理想的な必須ミネラルを含んだ飼育水を作り上げることが出来ます。

ミネラルポーション添加後の水は、直ぐに飼育水としてご使用出来ます。

 

KHは炭酸ガスと一緒に飼育水より空気中に放出されるのと、硝化バクテリアが消費する為、毎日0.5~1程度減って行きます。

当社のKHポーションはその不足分を手軽に補う事が出来ます。

 

なお、当社のアクティブポーションを併用すると、乳酸菌の働きにより各種病原菌の発生を抑えることができ、ろ過バクテリアの働きが良くなります。

 

 ドイツ・セラ社のGH推奨値

 

南米:GH6~8値

中米、アジア:8~16値

マラウィ湖:8~18値

金魚、鯉:10~20値

 

注意

 

GHの上昇は1日に2以内、KHは1以内にして下さい。

急激な上昇は、魚にショックを与えるので慣れないうちは十分に注意してご使用ください。

 

 

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